この記事では、学習者があなたの演習テストをどのように利用しているかに関する多くの指標を含む演習テストインサイトページへの移動方法を説明します。
- 演習テストインサイトは、演習テストを公開している講師が利用できます。演習テストを作成する方法をご覧ください。
目次
- 演習テストインサイトページに移動する方法
- 演習テストインサイトページの機能
- 全体のテスト統計
- パフォーマンスファネル
- バージョン履歴
- 質問分析
- 柔軟な日付範囲選択ツール
- データの不整合エラー
- 質問の質
演習テストインサイトページに移動する方法
講師のパフォーマンス機能の一部として演習テストインサイトページがあります。
1. 講師ビューに移動します(方法の詳細)。
2. 左側のパフォーマンスを選択します。
3. エンゲージメントで、演習テストインサイトを選択します。
演習テストインサイトページの機能
演習テストインサイトページでは、少なくとも1つの演習テストが含まれているコースに関する幅広いデータを確認できます。上部のドロップダウンで該当するコースを選択します。
次に、日付選択を使用して、事前設定された期間を選択するか、カスタムの日付範囲を設定します。
メモ: Udemy Businessの定額制プランに演習テストが含まれている場合、Udemy Business学習者の指標は演習テストのインサイトデータに含まれています。
1. Udemy Business学習者のコースエンゲージメントデータを表示するには、ページの上部にあるUdemy Businessタブを選択します。
2. 演習テストを編集ボタンを選択して、確認したデータに基づいて演習テストを更新します(詳しい方法)。
のテスト統計
平均受験回数セクションでは、学習者が演習テストを再受験する平均回数と、この指標の対象となる学習者数を確認できます。これは、指定された期間内の総受験回数を、ユニーク受験者数で割ることで計算できます。
平均所要時間セクションでは、テストに合格した学習者が費やした平均時間と、合格した学習者の数を確認できます。
メモ: データはリアルタイムで処理され、閲覧することができます。
パフォーマンスファネル
パフォーマンスファネルセクションでは、演習テストを開始、完了、合格した学習者の数と割合を確認できます。
パフォーマンスファネルに表示されるデータは、選択した日付範囲内のすべての学習者の受験データを示します。
バージョン履歴
バージョン履歴セクションは、編集内容の履歴を追跡するのに役立ちます。
- バージョンログを確認して、演習テストに公開したすべての更新内容と、各バージョンが学習者に提供されていた日付を確認できます。
- 日付範囲をフィルターをクリックして、その特定のバージョンが学習者に提供されていた期間または現在提供されている期間の演習テストインサイトを確認できます。
プロのヒント: 具体的にすること
演習テストを更新するときには、詳細なメモを追加して、学習者のテストの異なるバージョンに対する反応をよりよく把握できるようにしましょう。
特定の質問に言及する場合は、その質問が何であったかを具体的に記載しましょう。学習者には、質問がランダムな順序で表示されます。そのため、「質問5に関する更新」とのみ記載しても、学習者には伝わりません。
あなたがここに記載する言葉は学習者も見ることができるため、具体的にするほど効果的になります。
質問分析
質問分析セクションでは、各質問を詳しく分析し、学習者がどこでつまずいたかを確認することができます。
- 検索ボックスを使用し、キーワードを検索して質問を素早く見つけることができます。
- ドロップダウンを選択して、成功率で質問をフィルタリングします。
- 各質問について、平均所要時間、学習者数、成功率を表示します。「詳細を表示」を選択して、学習者が選択した回答の内訳を確認します。
- 「質問を編集」を選択して、エディターに直接移動し、演習テストインサイトに基づいて演習テストを更新します。
メモ: 質問分析に表示されるデータは、学習者が初見で質問に回答したときのものを反映しています。テストを再受験した学習者については、最初の回答のみがデータに含まれます。
柔軟な日付範囲選択ツール
柔軟な日付範囲ツールを使用すると、カスタマイズされた期間のインサイトを表示できます。
データの不整合エラー
複数の演習テストのバージョンにわたってインサイトを表示する場合、バージョン間に大きな違いがあると、統合されたデータが誤解を招く恐れがあります。
回答オプションや正解の変更など、質問に対する大幅な更新は、質問の分析に不整合を引き起こす可能性があります。そのような場合、不整合データのメッセージが表示されます。
不整合データエラーが表示された場合は、バージョンログを使用して、単一バージョンの演習テストの日付範囲を選択してください。この方法により、各バージョンの質問のパフォーマンスを個別に分析でき、正確なデータを得ることができます。
プロのヒント: 質問に大幅な変更を加える際、長期的なインサイトを向上させるためのベストプラクティスを以下でいくつか紹介します。
- 質問を削除して作成し直す
- 既存の質問の大幅な編集を避ける
- 正解の位置を維持する(例: 両方のバージョンで正解を4番目の位置に保持する)
大幅な変更には以下が含まれます:
- 質問の主旨を変える
- 回答選択肢の数を変更する
- 解答の選択肢を完全に差し替える
選択式問題の質問の品質
最新バージョンの演習テストでは、50人以上の学習者が解答した選択式問題に対して、質問の品質評価を算出します。
質問品質評価は、以下の古典的テスト理論(CTT)の2つの重要な要素に基づいています。
- 識別力: 識別力とは、単一の質問が学習者の演習テストにおけるパフォーマンスの理解にどれだけ貢献しているかを指します。識別力が低い項目は、問題が混乱を招く、曖昧である、複数の正解がある、あるいは不正確である可能性を示します。
- 難易度難易度とは、質問に正解した学習者の割合を指します(数値が高いほど簡単な質問であることを意味します)。非常に簡単または非常に難しい質問は、質問に何らかの不備がある可能性を示しています。
最新バージョンの演習テストを表示中に、選択式問題の横に次の3つの評価のいずれかが表示されます。
✅ 良好
- 質問は期待どおりのパフォーマンスを示しています
- データは、学習者が問題の内容を理解していることを示しています
⚠️ 要注意
- データは改善の余地があることを示しています。
- あなたの専門的な判断により、これが正しいかどうかを確認できます。
- 演習テストのインサイトを確認し、改善を行うかどうかを決定してください。
📊 データ不足
- 学習者の試行回数が50回未満
- 評価にさらに多くの回答が必要