確かな信頼のおける講師との出会いは、受講生の学習体験に非常に大きなプラスの効果をもたらします。受講生がそのコースを気に入るか否かを左右する要因ともなるでしょう。
知っておくべきこと
話し方:
- すべての言い淀み、休止や言い間違いを編集でカットします。
- トピックに対して、純粋な興奮や熱意を示します。
- 落ち着いたペースで、はっきりと話します。
- 話したい内容を台本に起こし、練習します。
- 「私たち」ではなく、「私」や「あなた」を使います。
話す内容:
- 話す内容を強調するために、視覚的なツールを使います。
- 概念を説明するときに、内容が脇道に逸れないようにします。
- 使用する専門用語はすべて説明します。
- 誤解が起こりそうな箇所を見つけ、説明します(受講生への思いやりを示します)。
その他の推奨事項:
- ディスカッションフォーラムで受講生の質問に答えたり、または新しいディスカッションを始めて質問を投げかけるなどして、受講生とコミュニケーションをとります。
- 字幕の使用
品質審査プロセスでこれらの条件に従っているかどうかチェックされることにご注意ください。
この文書では、次の点について説明しています。
- ベストプラクティス
- 品質審査プロセスに合格する最低要件
- 講師の話し方の良い例と悪い例
ベストプラクティス
話し方
- すべての言い淀み、休止や言い間違いを編集でカットします。ビデオに間違いがないようにします。受講生の気が散る原因になる言い間違い、長過ぎる間やその他のミスは、編集で取り除きます。小さなミス(「えーと」、「あー」などの間投詞、鼻を小さくすする)もあれば、大きなミス(鼻をかむ、小道具を落とす、画面を離れる)もあります。辛いのは1回限りで、長い目で見れば得をします。ですから、収録のやり直しをためらわないでください!
- トピックに純粋な興奮や熱意を示します。あなたにとって説明が初めてか20回目であるかにかかわらず、受講生が高く評価するのは、トピックが本当に興味深く、受講に値すると納得させられる講師です。トピックに対する情熱を見せることをためらわないでください!
- 安定したペースではっきりと話します。 ペースを落とし、発音に気をつけながら明瞭に話します。これにより、世界中の受講生があなたのことを明確に理解しやすくなります。
- 話したい内容を台本に起こし、練習します。カメラの前に立ってすぐに話し始められる人はごくわずかです。それ以外の人には、カメラの前でも自信を持って落ち着いていられるように、話す内容を書き出すことをお勧めします。収録前に台本を1、2回読んでおくと良いでしょう。
- 「私たち」ではなく、「私」や「あなた」を使います。広く一般を指す言葉ではなく、あなた自身や受講生を直接指す言葉を使います。こうした小さな話し方の違いが、受講生にとってより個人的な体験を生み、さらには受講生のエンゲージメントの向上につながります。
何を話すか
- 視覚的なツールを使用します。話している内容に最も関連性の高い画面の部分にズームインしたり、その部分を強調表示したりすると、受講生の理解を促すことができます。ライブアクションビデオでは、キーワードを重ねたり、フレームをフリーズしたり、テレストレーターを使用したりして、受講生が集中できるようにしましょう。
- 話題をずらさないようにしましょう。トピックやレクチャーに直接必要のない、関係のない内容を避けましょう。
- 専門用語はすべて説明します。受講生に新しい用語を紹介する際には、説明中の概念の文脈においてその用語を説明します。
- 誤解の可能性を見つけ、説明します。平均的な受講生が間違やすいことや、懸念することを考え、可能な限りそれらに対処します。
その他の推奨事項
- ディスカッションフォーラムで質問に回答します。受講生は、講師がコースディスカッションフォーラムで質問に回答したり、ディスカッションを開始したりすると、コースに対してより高い満足度を示します。
- 字幕の使用: 一部の受講生は、講師が話している内容を字幕で読むことを希望します。これは完全にオプションですが、コンテンツをより多くの受講生に受け入れてもらうために検討してみてください。コースへの字幕の追加については、こちらをクリックしてください。
品質審査プロセスに合格するための最低要件
- 「えーと」、「あのー」などの言葉を使わず、直接本題に入ります。受講生は、講師にはっきりと簡潔に自信を持って話して欲しいと思っています。
- 熱意のある語調で内容を伝えるように心掛けます。カメラを通すと熱意が伝わりにくくなるため、レクチャーのビデオを撮影する際は、110%の熱意を込めてください。
- はっきりと発音し、重要な点を強調します。