この記事では、Udemyの著作権侵害摘発プログラムの概要を説明し、同プログラムに関して多く寄せられているお問い合わせへの回答をご紹介します。
- 著作権侵害とは何ですか?また、Udemyのコースにどのような影響がありますか?
- 著作権侵害摘発プログラムとは何ですか?
- どのようなコースが著作権侵害摘発プログラムの適用対象になりますか?
- 著作権侵害摘発プログラムの適用を受けるにはどのような手続きが必要ですか?
- コースが著作権侵害摘発プログラムの対象になった場合は、参加費用を支払う必要がありますか?
- プログラムの対象になっていないコースの著作権侵害を発見した場合でも、サポートは得られますか?
- 他のプラットフォームに自分でコースを掲載している場合、著作権侵害対策業者はどうやってそれが著作権の侵害ではないことを見分けるのでしょうか?
- 自分のコースを無断で掲載しているウェブサイトが見つかりました。どうすればいいでしょうか?
- 著作権侵害レポートを申請した後は、どうなりますか?
1. 著作権侵害とは何ですか?また、Udemyのコースにどのような影響がありますか?
著作権侵害とは、他の人が著作権を持っているコンテンツを、許可またはライセンスなしで使用または複製することです。著作権侵害に立ち向かうために、Udemyでは著作権侵害対策業者と提携し、 著作権者の代理として著作権侵害となる事案を監視し、見つけた場合は、当該サイトへのアクセスが今後行われないように、主要検索エンジンからリンクを削除するための対応を行います。
講師の皆さんは、第三者著作権侵害レポートフォームに必要事項を入力し、著作権侵害事例についてのレポートを送信することができます。
2. 著作権侵害摘発プログラムとは何ですか?
この著作権侵害摘発プログラムでは、Udemyと提携する著作権侵害対策業者がGoogleの検索結果や既知の著作権侵害サイトを監視して、Googleの検索結果に表示されるリンクの中に著作権を侵害する項目かないかどうかをチェックします。著作権を侵害するリンクが見つかった場合は、「削除要請」と呼ばれる法的通知を主要検索エンジンに送付し、当該リンクへのアクセスが今後行われないようにします。
著作権侵害摘発プログラムは、Udemyの主要なタイトルの侵害を積極的に監視するとともに、その他の監視方法も提供します。さらに、Udemyの他のすべてのコースへの対応措置的サポートも用意しています。コンテンツが許可なく他のプラットフォームに掲載されていることが判明した場合は、第三者著作権侵害レポートフォームを送信してください。
3. どのようなコースが著作権侵害摘発プログラムの適用対象になりますか?
流通量の多い有料コースは海賊版の標的になりやすいことから、著作権侵害摘発プログラムは、Udemyの独占コースとUdemyで最もよく購入されるコースを世界中で網羅するように設計されています。Udemyではアクセス数が上位2,500位以内の有料コースをプログラムの監視対象としています。対象となるコースはアクセス数に応じて入れ替わる場合があります。現在、プログラムの対象は、Udemy Businessのタイトルのみです。
4. 著作権侵害摘発プログラムの適用を受けるにはどのような手続きが必要ですか?
Udemyの講師の契約条件に同意していれば、他に必要な手続きはありません。適用対象になったコースは、自動的にプログラムにオプトインされます。あなたのコースがプログラムに加わった際には、対象となったコースをメールでお知らせします。
5. コースが著作権侵害摘発プログラムの対象になった場合は、参加費用を支払う必要がありますか?
著作権侵害摘発プログラムは、適用されたコースに対して無料で実施されます。
6. プログラムの対象になっていないコースの著作権侵害を発見した場合でも、サポートは得られますか?
Udemyの著作権侵害対策業者は、特定のUdemyコースが著作権侵害摘発プログラムの対象でなくても、権利侵害と戦う講師の皆さんをサポートいたします。コースが許可なく他のプラットフォームに掲載されていることが判明した場合は、第三者著作権侵害レポートフォームを送信してください。著作権侵害対策業者が皆さんからの訴えを受け取り、調査を実施し、必要に応じて主要検索エンジンに削除要請を送付し、当該リンクへのアクセスが今後行われないようにします。
7. 他のプラットフォームに自分でコースを掲載している場合、著作権侵害対策業者はどうやってそれが著作権の侵害ではないことを見分けるのでしょうか?
正規のウェブサイトに法的勧告が送られることのないように、著作権侵害対策業者は手作業による検証作業も併せて実施いたします。
また、Udemyの講師の皆さんから連絡があったドメインを「ホワイトリスト」にして、そのリストに含まれるドメインのサイトには削除要請を送らないようにしています。このリストへの登録を希望するウェブサイトがある場合は、Udemyにお知らせください。その情報を著作権侵害対策業者と共有いたします。
8. 自分のコースを無断で掲載しているウェブサイトが見つかりました。どうすればいいでしょうか?
コースが著作権侵害摘発プログラムの対象である場合は、Udemyと提携する著作権侵害対策業者がすでに削除要請を送付し、主要検索エンジンの検索結果から不正サイトのリンクを削除して今後アクセスが行われないようにしている可能性があります。著作権侵害摘発のためのチェックは、これまでの被害のパターンなど、いくつかの要素に従って毎日または毎週実施されています。ただし、海賊版のリンクを見つけた場合は、迅速な削除の可能性を高めるために、 第三者著作権侵害レポートフォームに記入して、疑わしいリンクを報告することをお勧めします。
著作権摘発プログラムの適用を受けていないコースも、 第三者著作権侵害レポートフォームを使って、侵害サイトを直接報告できます。
9. 著作権侵害レポートを申請した後は、どうなりますか?
著作権侵害フォームにご記入いただくと、著作権侵害対策業者があなたのリクエストを検証し、サイバーロッカーやトレントなどの侵害サイトから無許可コンテンツを削除し、Googleへの無許可コンテンツ削除を要請します。このリクエストは特別な処理が必要であり、通常48時間以内に処理されます。
著作権侵害対策業者に疑わしいリンクを提出すると、提出の受領を確認する最初のメールが届きます。著作権侵害後48時間以内に、対応内容を記載したフォローアップメールが届きます。